室内にいる時、冷房や暖房をどのように使っていますか。
地球温暖化対策の一環として電力の消費を抑えることは大切ですが、特に夏や冬などの時期だと冷暖房を使わない場合、健康に被害を及ぼす可能性があります。
当記事では、室内の温度管理についてご紹介します。
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□エアコンの快適温度は夏28℃・冬20℃!
環境省ではエアコン使用時の適切な温度を夏は28℃、冬は20℃と推奨しております。
この温度を推奨する理由を3つあります。
1つ目は、人には快適であると感じる温度があることです。
適切な体温調節をするためには適切な室温を保つ必要があります。
夏は熱中症に注意する必要があります。
熱中症は気温が31℃以上になると危険性が高まります。
しかし、外気温が高いからという理由で室温を20℃前後にしてしまうと気温差によって冷房病を引き起こす可能性があるため注意が必要です。
冬は寒さに注意する必要があります。
人は18℃から寒さを感じ始め、16℃以下になると健康リスクが上がります。
10℃以下になると、高齢者は低体温症を発する可能性があります。
夏場は25~28℃、冬場は19~22℃が人が快適に感じる温度です。
電気代をもったいないと感じても健康のために上記の温度を保つようにしましょう。
2つ目は1℃の変化で電気代の削減につながることです。
エアコンの温度を1℃調節するだけで電気代を10~13%程度削減することができます。
3つ目は電気量削減によるCO2削減になることです。
電気量が多いほど、電気を生産するために化石燃料を燃やす必要があります。
経済産業省によると「外気温が31℃のときエアコンの冷房設定温度を27℃から28℃にした場合、14.8kgのCO2を削減できる」とされております。
□夏に外気との温度差によって、室内が温室になってしまわないための対策とは?
夏は冷房による温度設定だけでなく、窓から入る窓を遮る「遮熱」も重要です。
太陽光を遮断することにより部屋の温度の上昇を防ぐことができます。
対策はシェードやオーニングによる方法があります。
*シェード
窓の上部から布製の幕を下ろして日差しを遮る日よけです。
カーテンだけでは太陽の熱を45%カットするのに対し、シェードを使うことにより83%カットできるという試算があります。
*オーニング
オーニングは陽射しをやわらげ、不意の雨除けにも役立ちます。
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□まとめ
本記事では冷暖房の温度設定と夏の時期に室内が温室にならないようにする対策についてご紹介しました。
部屋の温度は冷暖房だけでなく、外気の影響によっても変化するため、外気の対策も行うようにしましょう。
外気の対策をするためには窓や壁を工夫する必要があり、家づくりに詳しい人に相談しましょう。
信頼できる家づくりのパートナーをお探しの方は是非一度三浦建設までご相談ください。
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