注文住宅を考えていく上で、何を優先的に考えていますか。
デザイン性重視の方、予算重視の方、機能性重視の方など様々です。
予算重視の方は、どの部分をコストダウンさせているのでしょうか。
今回は、コストダウンできることとしない方がいいことを紹介します。
□注文住宅のコストダウンできるところ
注文住宅で、コストダウンできる箇所は大きく分けて3つあります。
1つ目は、延床面積を減らすことです。
延床面積はすべての階の面積の合計のことを指します。
廊下や階段は含まれますが、吹き抜けやロフトは延床面積には含まれません。
延床面積が広くなればなるほど、建築費用が高くつくので、延床面積を減らすことはコストダウンに繋がります。
2つ目は、建物の形をシンプルにすることです。
シンプルな形にすることで、使用する資材の量も少なく、人件費や工費を削減できます。
複雑な形の家は外壁の表面積が大きくなるため、同じ床面積の家でも、下地材や仕上げ材が変わってしまうことがあります。
3つ目は、和室を作らないことです。
本格的な和室の場合、複雑な工程が必要となり、洋室よりも工費が大幅に高くなってしまうこともありますので注意しましょう。
工費面以外でも、畳やふすまなど定期的なメンテナンスが必要になることにも注意が必要です。
□コストダウンしない方がいいもの
コストダウンをしない方がいいものは、大きく分けて4つあります。
1つ目は、水回りの装備です。
インターネットで頼んだ方が安くなるため、自分で購入して取り付ける方もいらっしゃいますが、どこまで保証されているのかを確認しておきましょう。
曖昧にしておくと、水漏れが起こった場合、適切な対応ができないことがあります。
2つ目は、耐震対策の工事です。
後から行うとコストがかかってしまうため、新築と同時に行うことをおすすめします。
3つ目は、外壁選びです。
日々、雨や風、紫外線に晒されている外壁は劣化が早く、10年に1度の塗り替えが必要だと言われています。
安くて耐久性の低い外壁を選んでしまうと、雨漏りやシロアリ被害に遭ってしまうこともありますので劣化しにくい、丈夫な機能性の高い外壁を選ぶようにしましょう。
4つ目は、断熱材です。
断熱材の機能が低いと、冬場の電気代が高くつきます。
後から断熱材を変更すると膨大な費用がかかってしまい、健康にも良くないので、断熱材でコストカットしないようにしましょう。
□まとめ
注文住宅では、予算の中で理想に近い家をつくっていきます。
すべてを優先していては、予算を大幅にオーバーしてしまいます。
そのような時には、何を削ってもいいのか、何を削ってはいけないのかを考えておくことをおすすめします。
信頼できる家づくりのパートナーをお探しの方は是非一度三浦建設までご相談ください。
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