木造住宅がどのような建築構造かご存じですか。
木造住宅は、木の温かみを感じられるため、人気の高い建築構造となっています。
木造建築は、高い技術力を持った、安心して暮らせる建築です。
今回は、木造住宅とは何かと木造住宅のメリットを紹介します。
□木造住宅はどのような住宅?
木造住宅とは、住宅の構造体(土台・壁・柱など)に木材を用いた住宅のことを指します。
日本の一戸建て住宅の9割以上が木造住宅であり、古くから採用されている優れた木造建築技術です。
木造建築は、2つの工法でつくられています。
1つ目は、「在来工法」です。
この工法は、柱と梁(はり)を組み合わせて骨組みをつくります。
建築の自由度が高いことが特徴で、広い空間をつくれ、変形地や傾斜地などにも対応できる点が魅力です。
2つ目は、「2×4工法」です。
これは、2インチ×4インチの木材で枠組みをつくる工法のことを指します。
組み立てた枠組みに壁や床、天井の6面を打ち付けて箱型を成形し、全体が組み立て終わった後に面の1部をくりぬくことで窓をつくります。
気密性や耐風性に優れており、品質も安定しているため、広く普及している方法です。
□木造住宅のメリット!
木造住宅のメリットは、施工費用が鉄筋コンクリート構造に比べて、リーズナブルであることです。
リーズナブルな価格だけでなく、吸湿性と断熱性などの機能性が優れています。
鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリート構造の住宅では、壁紙やカーペットが必要になりますが、木造住宅では壁紙やカーペットは必須ではありません。
壁紙やカーペットは、素材によってホコリが溜まることがあり、アレルギーやシックハウス症候群を引き起こしてしまうこともあります。
ではなぜ、木造住宅では、壁紙やカーペットが必須ではないのでしょうか。
その理由は、木に吸湿性があるからです。
コンクリートは、吸湿性がないため、壁紙やカーペットを用いることで、湿気を吸収しています。
木には、元々吸湿性があるため、壁紙やカーペットが必須ではありません。
さらに調湿性を高めるには漆喰や珪藻土など、塗り壁を内壁にするもの手段のひとつです。
そうすることで、過乾燥や結露、カビの発生を防止できます。
このように木造住宅は、健康面で見ても様々なメリットを持っているのです。
□まとめ
木造住宅は、古くから用いられてきた建築方法であるため、高い建築技術を持っています。
そして、木造住宅は健康面や木の暖かみを感じられることから、健康を意識している人にとっておすすめの建築構造です。
木造住宅でも工法によっては、自由度が高いため、理想の空間に合う建築材、建築方法を選んでいきましょう。
信頼できる家づくりのパートナーをお探しの方は、ぜひ一度三浦建設までご相談ください。
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