一般的に住宅を支えているものは、柱や梁です。
そのため、快適な暮らしを考える際には柱や梁に注目が行きがちですが、実は壁も快適な暮らしにおいて重要な役割を果たしています。
そこで今回は、木造住宅の壁の厚さと外壁や間仕切り壁の役割を紹介します。
□外壁と間仕切り壁の役割とは??
まず、外壁の役割を説明します。
外壁は住宅を覆う大切な役割を果たすパーツです。
もし外壁がなければ、家の中の様子が外に丸見えになってしまいます。
そのため、外壁はプライバシーを保護するために欠かせません。
それ以外にも、建物の耐久性や断熱性や気密性など、室内の温度が外気の影響を受けにくくする役割も持っています。
また遮音性も備えており、騒音に悩まされないようにするのも外壁の役割です。
次に、間仕切り壁の役割について説明します。
間仕切り壁も外壁と同様に、遮音性やプライバシー保護の役割があります。
間仕切り壁のプライバシー保護は外からの保護ではなく、共同生活している人同士のプライバシー保護です。
一人暮らし以外の場合、家族や恋人など他の人と共同生活をすることになりますよね。
いくら心を許している間柄だとしても、プライベートな空間が欲しくなります。
そんな時に役に立つのが間仕切り壁です。
共同スペースとプライベートな空間を分けることでストレスが溜まりにくく、よりリラックスできる環境を作れます。
□一般的な木造住宅の外壁の厚さはこれ!!
一般的な木造建築の外壁の厚さは、サイディング貼りであれば16.5センチメートル程度です。
外壁は、サイディング・引っ掛け金物・通気層・防水シート・構造用合板・柱・気密シート・内装ボートで構成されていることがほとんどです。
資材によって厚みに違いがあるため、外壁の仕様を変えると外壁の厚みが変わります。
例えば、外断熱やALC貼り、選んだ仕上げ材によって厚さは変わりますので気になる人は確認してみましょう。
最も外壁が厚くなるのは、外断熱仕様です。
仕上げ材も含めて10センチメートルから15センチメートルほどの厚みがあります。
外壁の厚みを考える際、防水シートと気密シートは非常に薄い材料であるため、含めず計算します。
□まとめ
外壁は住環境を考える上で重要なパーツです。
外壁が優れていることで、外気からの影響を受けにくく、節電やエコにつなげることもできます。
長期間住み続ける家を快適な空間にするためには、外壁や間仕切り壁の役割をしっかりと理解しておきましょう。
信頼できる家づくりのパートナーをお探しの方は是非一度三浦建設までご相談ください。
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