快適に暮らせる家づくりのために注目したいことの1つが断熱性です。

しかし、断熱性を高めるために用いる断熱材には多くの種類があり、何を基準に選ぶべきか悩まれる方も多いと思います。
そこで今回は、断熱材を比較するときに注目すべきポイントと、断熱材の種類別の特徴を紹介します。

□断熱材を比較するときに注目すべきポイントとは?

ここでは、3つのポイントを紹介します。

1つ目は、熱伝導率です。
熱伝導率とは、熱の伝わりやすさを表す値です。
断熱性が高いということは熱が伝わりにくいということなので、熱伝導率の値が低い方が断熱性は高いということになります。

2つ目は、断熱材の厚さです。
断熱材自体が薄いと、いくら熱伝導率が低くても熱が外に逃げやすくなってしまいます。
そのため、厚さもチェックしましょう。

3つ目は、熱抵抗値です。
断熱材の熱伝導率と厚さから、実際に熱の伝わりにくさを求めた数値です。
以下の計算式で求められます。

熱抵抗値= 断熱材の厚み÷ 断熱材の熱伝導率

この式からわかるように、断熱材は、熱伝導率が低く、かつ十分な厚さの断熱材を選ぶことが重要です。

□断熱材の種類別の特徴は?

断熱材には、大きく分けて「無機繊維系断熱材」「木質繊維系断熱材」「発泡プラスチック系断熱材」の3つの種類があります。

無機繊維系断熱材で代表的なのは、グラスウールとロックウールです。
グラスウールはガラスを、ロックウールは岩を細かく繊維状にし、その間に空気を含ませることで断熱効果を生み出す素材です。
防音性、耐火性があり、害虫にも強いですが、他の2種類と比べ湿気に弱いです。

木質繊維系断熱材で代表的なのは、セルロースファイバーです。
新聞や段ボールの古紙、おがくずが原料です。
自然の木材が原料であるため身体に優しく、防音性、耐火性、防虫効果があり、湿気にも強いですが、コストが無機繊維系断熱材の倍になることもあります。

発泡プラスチック系断熱材で代表的なのは、硬質ウレタンフォームやフェノールフォームです。
プラスチックの中に独立した無数の細かい気泡にガスを閉じ込め、断熱性能を発揮します。
とても高い断熱性能を持ちますが、燃焼時に有毒ガスを排出するものもあるため、注意が必要です。

□まとめ

今回は、断熱材を比較するときに注目すべきポイントと、断熱材の種類別の特徴を紹介しました。
当社は、断熱性、そして自然素材にこだわった「心呼吸の家」を提供しています。
信頼できる家づくりのパートナーをお探しの方は是非一度三浦建設までご相談ください。

投稿者プロフィール

三浦颯太
三浦颯太営業担当
営業担当としてお客様へ三浦建設の家づくりや、家づくりを考える上で大切なことをお伝えしています。
そして、お客様が持つ理想を実現できるように、お家づくりのパートナーとしてサポートさせていただきます!

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