冬場の寒さ対策、どうされていますか。
実は、寒い家で過ごすことは健康被害につながります。
そこで今回は、寒さによっておこる健康被害と、効果的な家の暖め方について紹介します。
冬場の寒さでお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
□寒さによっておこる健康被害とは?
以下より、寒さによって引き起こされる健康被害を4つ紹介します。
1つ目は、ヒートショックです。
ヒートショックとは、温度の急激な変化で血圧が大きく変動することによって、失神や心筋梗塞、脳卒中などの血管の病気を引き起こす症状のことです。
厚生労働省の推計によると、年間1万人以上がヒートショックが原因で病気になっています。
2つ目は、血圧の上昇です。
国土交通省のスマートウェルネス住宅等推進調査事業の報告によると、朝起きるときの室温が適切な温度である20度の場合と、適切でない10度の場合を比べると、血圧が10ミリ水銀ほど上昇するという結果が出ています。
3つ目は、コレステロールの増加です。
寒暖差の大きい場所の移動によって血圧の急な上昇と下降を繰り返すことによって血管が傷つき、その傷にコレステロールが沈着します。
その結果、動脈硬化が進行してしまいます。
4つ目は、健康寿命が短くなることです。
国道交通省住宅宅地分科会が出している資料によると、寒い家に住む高齢者は、暖かい家に住む高齢者と比べ、要介護者となるのが4歳早いです。
□効果的な家の暖め方は?
ここからは、寒さ対策に効果的な家の暖め方を2つ紹介します。
1つ目は、足元の温度を15度以上に保つことです。
国土交通省スマートウェルネス住宅等推進事業調査によると、床付近の室温が低い家に住む人は何かしらの疾患を持っている割合が高いことが明らかになっています。
また、体感温度を上げるには床、壁、天井の表面の温度も重要です。
2つ目は、エアコン以外の暖房機器も活用することです。
エアコンは、気流式暖房といって、暖かい気流を起こすことで室内を温めます。
手軽で便利ですが、エアコンの風は喉の痛みやせきの症状を悪化させることもあります。
床暖房やパネルラジエーターなどの放射式暖房と使い分けることをおすすめします。
□まとめ
今回は、寒さによる健康被害と、家の暖め方について紹介しました。
当社は、京都、宇治で自然素材にこだわった家づくりを行っています。
信頼できる家づくりのパートナーをお探しの方は是非一度三浦建設までご相談ください。
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