新築住宅は、住み心地の良さ、快適さから人気を集めています。
しかし、新築住宅には、湿気やカビといった悩みがつきものです。
せっかくの新築住宅を快適に過ごすためにも、湿気対策は欠かせません。
この記事では、新築住宅で発生する湿気の原因から、効果的な対策方法まで解説していきます。

□新築住宅で湿気がひどいのはなぜ?

新築住宅は、コンクリートの水分が完全に乾いていないため、湿気が発生しやすい傾向があります。
特に、基礎部分がコンクリートで造られている木造住宅は、雨の日など外気の影響を受けやすく、湿気がこもりやすいのです。
新築時は、コンクリートの水分量が多く、乾ききるまでには時間がかかるため、湿気を感じやすい状態が続きます。

1: コンクリートの水分が抜けるまでの期間

コンクリートの水分が完全に抜けるまでには、3年程度かかるといわれています。
これは、コンクリートの厚みや環境によって異なり、乾燥状態や換気の状況によっても大きく変わります。

2: 湿気は上昇するのではなく、下にたまる

「湿気は上昇する」というイメージを持つ方も多いですが、実際には、重い空気は下にたまるため、湿気は床下にたまりやすいのです。
そのため、新築住宅では、床下や壁際に湿気がこもりやすく、カビが発生しやすくなります。

□効果的な湿気対策

新築住宅の湿気対策には、換気、エアコン、除湿器など、さまざまな方法があります。
これらの対策を適切に行うことで、快適な住環境を実現できます。
以下では、誰でも簡単に実践できる具体的な対策方法をご紹介します。

1: 換気

換気は、湿気対策の基本です。
窓を開けて風通しをよくすることで、室内の湿気を外に逃がせます。
特に、梅雨時期や湿気がこもりやすい場所では、こまめな換気を心がけることが重要です。

2: エアコン

エアコンは、冷房機能だけでなく、除湿機能も備えています。
湿気が気になる場合は、エアコンの除湿機能を活用しましょう。
エアコンの除湿機能は、室内の湿度を下げるだけでなく、室温も下げる効果があります。

3: 除湿器

除湿器は、部屋の湿気を効率的に吸い取るためのアイテムです。
特に、クローゼットや押入れなど、湿気がこもりやすい場所には、除湿器が効果的です。
除湿器には、さまざまなタイプがありますが、部屋の広さや湿気の程度に合わせて適切なものを選びましょう。

4: その他の対策

湿気対策には、以下の方法も有効です。

・湿気を吸着する素材を活用する
珪藻土や炭など、湿気を吸着する素材を活用することで、室内の湿度を下げられます。
これらの素材は、置くだけで効果を発揮するので、手軽に湿気対策ができます。

・家具の配置に工夫を凝らす
家具を壁際に寄せすぎると、壁際に湿気がこもりやすくなります。
家具の配置に工夫を凝らし、壁と家具の間にスペースを空けるようにしましょう。

・収納方法を見直す
クローゼットや押入れに、湿気を吸いやすい衣類や布団を収納する場合は、湿気対策が必要です。
除湿剤を使用したり、通気性の良い収納方法を取り入れることで、湿気を防げます。

□まとめ

新築住宅の湿気対策は、快適な住環境を実現するために非常に重要です。
湿気対策の基本は、換気と除湿です。
換気は、窓を開けて風通しをよくすることで、室内の湿気を外に逃がせます。
除湿は、エアコンの除湿機能や除湿器を使用することで、室内の湿度を下げられます。
これらの対策を適切に行うことで、新築住宅の湿気による悩みを解消し、快適な住環境を実現できます。

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投稿者プロフィール

三浦颯太
三浦颯太営業担当
営業担当としてお客様へ三浦建設の家づくりや、家づくりを考える上で大切なことをお伝えしています。
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